抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

男はつらいよ 6

第6作 男はつらいよ 純情篇 HDリマスター版 [DVD]

第6作 男はつらいよ 純情篇 HDリマスター版 [DVD]

妹に似た子連れの若い女性・絹代(宮本信子)の世話をしてあげた縁で故郷が懐かしくなり柴又へ帰る寅さん。そこで出会った遠縁の人妻(若尾文子)に一目惚れ。旦那と別れたがっているらしいが。。シリーズ6作目。

五島が美しい〜〜。一度行ってみたいんですが、フェリーも小型飛行機も苦手なのでどうしたものやら。…それは置いといて、寅さんが五島に到着した際に牛がフェリーに釣り上げられているシーンがあり、目が点になりました。今もそうやってるのかな?牛が「モー!」って言ってました。

今回も寅さんは振られるわけなんですが、珍しくかなり直接的にかつ遠回しに振られています。いつもマドンナたちは寅さんの気持ち知ってか知らずかで成り行きで振ってるのに。

森繁久彌さん演じる絹代パパの背中が哀愁漂ってて、それだけで泣けます。

男はつらいよ 5

第5作 男はつらいよ 望郷篇 HDリマスター [DVD]

第5作 男はつらいよ 望郷篇 HDリマスター [DVD]

世話になった親分の頼みで息子に会わせようと奮闘するが、息子にがんなに拒否される。意気消沈した寅さんは自分の生き方を見つめ直し、堅気になろうと決意するが。。シリーズ5作目。

前半の蒸気機関車の件はわくわくします。特に格納庫(?)での機関車の路線変更の軸のシーンなんかは圧巻!鉄子じゃなくてもワクワクします。

副題ですが、望郷編というか「地道編」もしくは「労働編」。というくらい寅さんが「地道に労働するぜ!」と豪語するシーンが多いのです。「仕事に行ってくるぜ!」じゃなくて「労働に行ってくるぜ!」あたりがなんとも寅さんらしい。汗水垂らして油まみれになって働きたい寅さんの就職先はというと、このシリーズが映画かする前のドラマ版でのキャストでさくら役(長山藍子:今回はマドンナ)、おばちゃん役(杉山とく子:今回は豆腐屋女将)、博役(井川比佐志:今回は寅さんの恋敵)が出ています。懐かしい人にはより笑えるエピソードなんだろうなー。どうりで寅さんが「アンタ、俺の妹の博って旦那によく似てんだよ!」と井川比佐志さんに言うセリフがたくさんあると思ったら。

お豆腐屋さんに朝市で買い物に行きたいなぁ。

隠密味見方同心 7

自分が追っていた犯人を取り逃がしたり、ましてや自殺してたりなどされたらいたたまれないなぁ、魚之進。成長してきている分、余計に不憫でした。

幽霊酒がよかったな。美人な女将もやるねぇ。いい酒出してるのに酔いがまわるのが早いってそういうことか。川がいっぱい流れているお江戸だからのトリックなのね。とうとう歌川国芳もでてきたけど、風野さんの別シリーズで歌川国芳がテーマなのがあったからそっちも読みたい。

あ、読み進めるにつれ、かすていらが食べたくなったよ。

町でうわさの天狗の子 5

5巻目。

瞬ちゃんが京都に出張いや修行に行っちゃうということで落ち着かない秋姫。瞬ちゃんてば過保護だなー、父親か。なんだかんだで秋姫も頼りにしてるしね。くしゃみしただけで制服のスカートのホックが盛大に飛んだところで吹きました。

学校帰りにパフェ食べにいくとか可愛いなぁ。羨ましいなぁ。金魚鉢でか盛りパフェとか今からでも行きたい。

雷桜

雷桜 スタンダード・エディション [DVD]

雷桜 スタンダード・エディション [DVD]


山で育てられた少女と気の病に悩む若き藩主との恋。

matcha-shiratama.hatenadiary.com

宇江佐真理さんの原作が素晴らしくて一気に読了した本だったので、戦々恐々と映画を観てみました。原作が中高年向きな(?)対象年齢が高めなのに対して*1*2映画はケータイ小説風味。結構原作と違うのね〜と間違い探しのように無粋な観方をしてしまったよ。

蒼井優ちゃんと時任三郎さんの親子(?)設定はグー。できるだけ原作に忠実にしていただいたら、柄本明さんがさらに光ったのではと。

*1:いや、なんとなく、一般的な時代小説としてそうなのかと。

*2:それに回想録だし。若いころいろいろあったわよね、みんな、的な。

隠密味見方同心 6

シリーズ6作目。

表題作の鵺の闇鍋もそうだけど、他の章のおかまうどんも笑えますねぇ。毎回よくこんなへんてこなの思いつくなぁと感心します。物語の中で魚之進が兄・波之進の仇を取ることももちろん出てくるんですが、進展がなかなかないままだったのに、今作では一気に急展開。ああ、「この世の物とは思えないうまいもの」ってそういうことかぁ、と。確かに当時の人たちからしてみると、食べたことのない味ですよね。怪しかったあいつも相応の終わり方を遂げたし、黒幕に向けてさらに進むかな?

冷飯風流伝

風流冷飯伝 (新潮文庫)

風流冷飯伝 (新潮文庫)

四国の小さな藩に突如現れたお江戸の幇間(たいこもち)一八。冷飯である侍数馬と出会って風変わりな藩の謎を解いていく。

テンポよく進んでいくのでさくさく読めます。今をときめく将棋の話が後半の焦点です。解説でもあった「将棋は指す」「碁は打つ」の由来がなるほどーと目からウロコでした。将棋がまったくわからない私でも楽しめたので、将棋好きな方にはたまらん物語かと。*1

ちょいちょい下ネタ出てきますが、おじさん向けの怖そうなエ◯い小説ではなく、上品にかつ明るい下ネタなので不思議です。笑えます。

一八も偉いよなぁ。心の中で毒づきながらもニコニコ一生懸命働いてる。それでいいじゃない、と見習いたくなっちゃいます。魅力的なキャラクターたちでいっぱいつまったお話、オススメです。

*1:将棋雑誌の編集長さんが解説書いてます。