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抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

偉大なる、しゅららぼん

特殊な能力を持つ日出一族に生まれた涼介は高校に入学すると同時に日出本家である城に下宿することに。力の修行をするうちに、一族最大のピンチが訪れる。

一気に読みました。先に読んだプリンセス・トヨトミももちろん面白かったけど、あちらは2つのエピソードが交互に進むのでなかなか消化が追いつけませんでした。が、こちらはテンポよくグイグイ引き込まれていきます。

万城目さんの作品はファンタジーっていうか摩訶不思議って感じ。誰にも真似できないなぁ。高校生の心理もよく描いてるなぁって感心してしまう。

すでに映画化されてるようですが、以下白玉脳内キャスティング。こんな感じのイメージで読み進めてました。

涼介:堺雅人(この人ならちょっとホラ吹いてもフツーに演じ切れるような)
淡十郎:荒川良々(ちょっとデカイけど、ふてぶてしさとぽちゃさとが完璧)
棗:松田翔太(クール美形)
パタ子:吹石一恵(テンションマックスで主導権握れそう)
清子:小池栄子(むっちりしてた頃の)
淡九郎:遠藤憲一(うーん、速水校長でもいいかも)
源爺:笹野高史(この人しかいない)

あー脳内キャスティング楽しかった!

私の家では何も起こらない

丘の上にある一軒家では持ち主が変わっても次々と悲惨な事件が起きていた。

短編がいくつも重なっていて、主人公がそれぞれ違うのだけれど結局は呪われた家の話・・・なのでしょうか。残酷でグロテスクな描写なのに絵本ちっくなのはなぜ。ジャケット買いしたのですが、本文の洋書を日本語に翻訳したような言い回しが鼻について終始読みづら・・ゲホゲホ!幽霊屋敷って設定は面白いんだけどなぁ。ものすごく短い世にも奇妙な物語がつまった風でした。

なぜ「粗食」が体にいいのか

お米と水を中心とした食生活の指南書。

恥ずかしながら白玉、以前はベジタリアン(ビーガンも)などと迷走していた時期がありました。ダイエットをこじらせて怪しげな健康法に向かっていってたんですね。それよりも昔にこの本を読んでたはずなのに、きっと表面しか読み取ってなかったのでしょう、落ちていなかったようです。

そして十数年の月日が経ち(大げさじゃいっ)、改めて読んでみると当然のことが書いてありました。幕内さんが語りかけるように、時に噺家さんのように教えてくれます。何が日本人の体に一番いいかって、それは長年この土地で培ってきた経験をもとにした農作業。お米をしっかり食べましょう。お米が入らなくなるような食事の仕方やおやつのとりかたはよくないですねって。お味噌汁も忘れずに。あとは旬の野菜やお魚を。

ちなみにベジタリアンはダメってばっさり言い切ってますね。今ならわかる気がします。興味深いところでした。

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!

漫画

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!

一人暮らしの独身男性が友人の頼みにより保護猫を飼うことに。初めての猫との共同生活で翻弄される。

もう、猫あるあるなネタばかりで爆笑しまくりでした。絵柄もおとなしくて好み。猫のぽんちゃんがいつも真顔であり、飼い主のお兄さんがいつもやつれてるのがウケます。猫飼いさんなら「わかるー!」と共感し、飼ってない人は「猫、ほしいかも」と思わせる本なので、全人類にお勧めします。

この本を本屋さんで探したときに見つからず、水戸黄門の印籠のように「この本ありませんか」とスマホを書店員さんに見せたところ、真面目そうな男性店員さんが「ハイ!ニャアアアン!ですね!」とタイトルをきっちり発音してくださったところがツボりました。

謝罪の王様

映画

謝罪の王様 [DVD]

謝罪の王様 [DVD]

黒島(阿部サダヲ)は東京謝罪センターという依頼人の代わりに謝罪するというプロ。家庭内のいざこざから国際問題まで手掛けて行くオムニバス形式。土下座の向こう側にある謝罪とは。

オムニバス映画好きなんです。。人ってやっぱりどこかで繋がってるんだなぁってほっとするので。(前も書いたな)ただ、いろんな人の人生が関わっていってるので、若干長く感じます。

マンタン王国の胡散臭い通訳(濱田岳)がツボってしまってことあるごとに「大体ネ」という癖がついてしまいました。阿部サダヲさんのこの髪型を見ると、「王妃の館」やってもよかったのでは・・・と脳内キャスティングがぐるぐる巡ります。

風立ちぬ

映画

二郎は飛行機のデザイン技師。以前出会ったことのある菜穂子と結婚しようとするが菜穂子は結核を患っていた。時代は戦時下へと移り行き、二郎は戦闘機の開発に携わっていく。

零戦って暗く怖いイメージしかなかったけど、二郎さんみたいに飛行機作りが夢だった人もきっと関わっていたわけであって、なんでそういう才能を国がもっと違う方向に持っていけなかったんだろうと考えさせられました。

結婚もいろんな形があるなぁと。夫婦二人で助け合って生きて行く様は、「ああ、本物の夫婦なんだな」と感動します。小説とかであらためて読んでみたいって思いました。小説化あるかな。

The Willpower Instinct

洋書

The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It

The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It

膨大なリサーチのもとに「意思」の力の正体を探っていく。実際にスタンフォード大学で行われていた授業をもとにした本。

タバコが止めれない、ダイエットできない、やるべきことを先延ばしにしてる、朝起きれない・・・それはアナタのせいじゃなかった!その正体はアナタじゃないアナタ!みたいなちょっと禅問答のような件もありますが、「意思」の力が弱いっていうのはもはや遺伝子レベル。なぜなのかはものすごい数のリサーチ結果がものを言います。

研究って面白いのねぇ、きっと。と教えてくれる本ですね。個人的には無駄な時間をパソコンで過ごすと時間分加算された料金がチャリティに寄付されるっていうサイトがすごいと思いました。

あとデ◯は伝染するっていう、アメリカ空軍養成所での研修生がどんどんぽっちゃりになっていくのもちょっと面白いと思いました。