抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

男はつらいよ3

第3作 男はつらいよ フーテンの寅 HDリマスター版 [DVD]

第3作 男はつらいよ フーテンの寅 HDリマスター版 [DVD]

シリーズ3作目。寅さんに縁談が持ち込まれるが、お相手は知り合いで、しかも御膳たてをしてしまう。傷心の身をわかってくれるのは妹さくらだけ。傷を癒すために寄った三重の温泉宿の女将(新珠三千代)に今回は惚れるが。。

毎度、マドンナが美人の女優さんばかりで眼福です。新珠三千代さんは元宝塚だそうで、綺麗なのも納得。芸者役の香山美子さんもあのリカちゃん人形の「香山リカ」のモデルだとか。可愛すぎます。ほんと昔の美人女優さんって個性がありながらもお綺麗ですね。

毎回おいちゃんが「カタギになっておくれよぅ」と嘆いてますが、定職につけってことですよね。浅草の団子屋さんってとっても魅力的です。

冒頭で若かりし頃の樹木希林さんも出てて可愛かったです。全然お変わりないのね。

エトランジェ伯爵の危険な初恋

シリーズ2作目。メイフェアスクエア7番地に下宿するスマイルズ姉妹は生活するのも四苦八苦。妹メグはとあるご縁で高貴な方の教育係になるが、その兄上に好意を持たれてる・・・?

髪を染めるのが破廉恥な時代、はまだわかるんですが、マスカラをしてまつげを長く見せるのも蓮っ葉なことだったんですね。いやむしろマスカラがあったんですね、ということに驚きを隠せません。

「高貴な位の男性が卑しい身分の女性」に恋をするという万国共通の定石パターンですが、前作に引き続きこちらでもやはり男性が見下す見下す。当然っちゃ当然ですけどね。ジャン・マルクも自分の気持ちに気づいてからというものの、うまく伝えられないあたりがいいですね。亡霊スピヴィが今回も笑いを誘います。

いやー、どの時代も女性はなんだかんだで気が強いです。

あゝ野麦峠

あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史 (角川文庫)

あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史 (角川文庫)

日本の近代化を陰ながら支えた製糸工場の女工たちの話。

400名にも及ぶ元女工の方々を直接取材して書き上げたというノンフィクションだからこそ伝わる生々しい歴史。こういう方たちがいたからこそ、輸出業で外貨を稼げた近代日本。貧しい農村では口減しのために、女子は遊郭か工場かに連れていかれるという動機だけでも泣けてくるのに、工場に行くまでの命がけの道のりや、現場での長時間労働・不衛生な環境・極度の栄養失調など過酷な状況で現代人としては比べるのもおこがましいくらいに頭が下がります。

どの時代も生き抜くのは楽じゃないけど、今できることを精一杯やらなければなぁと、当たり前ですがそういったことを静かに考えたくなる一作です。ぜひご一読を。

男はつらいよ2

昔の恩師の娘・夏子(佐藤オリエ)と再会しまた恋に落ちる寅さん。食べ過ぎがたたり、病院に運び込まれたり、生みの母親に会いに行ったりする。

山崎努さんが若いーー。*1そりゃこんなかっこいいお医者さんに口説かれたら(?)夏子じゃなくてもそっち選ぶわ。ミヤコ蝶々さんも超久しぶりに見ました。この方の喋りは圧巻ですねぇ。

ラ◯ホの前身、連れ込み旅館が出てくるのですが、普通に仲居さん(?)がお茶を部屋まで運んで来てくれるんですね。ビックリ。「鏡はお好きどすか?」に吹きました。

*1:◯◯が若いーって、こればっかり言ってます、寅さん観ながら。

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー [DVD]

鴨川ホルモー [DVD]

京都で1000年の伝統行事ホルモーを競い合う大学生たちの話。

えらいイケメンすぎる安倍だなぁと思ってましたが、山田孝之くん、冴えない役もまた似合う!凡ちゃん役の栗山千明ちゃんもコメディ結構いけるやんと驚きました。よくみなさんオニ語とポーズを覚えられましたね。

万城目さん作品の中でもダントツ実写化が難しいであろうこの作品、やっぱオニのシーンはきつかったなぁ。アニメ化とかのほうがよかったんじゃなかろうか。

matcha-shiratama.hatenadiary.com

キルルード子爵の不埒な求婚

キルルード子爵の不埓な求婚―メイフェア・スクエア7番地 (MIRA文庫)

キルルード子爵の不埓な求婚―メイフェア・スクエア7番地 (MIRA文庫)

19世紀ロンドンのメイフェアスクエア7番地はもともとの主人であるスピヴィが亡霊となって守っていた。が、ふさわしくない下宿人が現れたとすればなんとしてでも追い出したい。下宿人兄妹を隣人のキルルード子爵に引き取ってもらうよう策略するが。。

下宿人のフィンチとキルルード子爵の意地っ張りな恋愛がロマコメならではでいいですねぇ。何回もブログに書いてますが、19世紀イギリスが大好物すぎて、このシリーズの別作品から読み始めたんですが*1、やたら恋愛表現が濃厚だなと思ったらMIRA文庫ってハーレクイン系列なんですね。納得。

当時の女性の社会進出がいかに大変だったかがわかる反面、危ない橋渡ろうとしている子爵との恋愛で妄想は膨らむばかりです。亡霊スピヴィが非常によい。

*1:せっかくなので第1作からアップします

義経

2005年放映第44作目源義経滝沢秀明)中心の大河。宮尾登美子原作。

放映当時、やたら騒がれてるなーくらいしか思ってなかったけど、昨今の白玉的大河ブームに則って、平清盛からの義経の流れて観てみました。教科書で習ってた義経像とは違うけど、大部分が忘れていて、非業の死を遂げたんだったわ。。と思い出しては判官贔屓の言葉に納得。

平氏が出てくるとどうしてもファミリーの話が濃すぎてそちらに重心が置かれるのはしょうがないか。渡哲也さんブラボー清盛。タッキーの御曹司義経もいいですねぇ、ピッタリ。静御前石原さとみちゃんもちっちゃくて可愛らしく、これぞ大和撫子。ただ、もうちょっと義経郎等が個性がばらついててもよかったと思うんですが。。


ラストの白馬のシーンは賛否両論あるんでしょうけど、嫌いじゃないです、オープニングとつながってて。で、も、弁慶のラスト、あれはアカン。。絶対にアカン。。。