抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

忘却のサチコ 7

俊吾が現れてどうなることかと思ったけど、そりゃ一気に謎は解けないわねぇ。それでも仕事を一生懸命頑張るサチコが素敵です。自炊のお宿も一度試してみたいなぁ。

職業柄?相変わらず想像力がたくましいサチコですが、すったもんだがありつつも仕事に打ち込み、美味しいものを食べるというシンプルなストーリーながら一話一話がミニシアター系の映画のようです。

アイスクリン強し

アイスクリン強し (講談社文庫)

アイスクリン強し (講談社文庫)

明治23年、洋菓子屋を営む青年と元旗本の跡取りであった警官たちの謎解き。

明治で洋菓子作って生計立ててるっていう題材も設定もいいんだけど、これといってイマイチ何か面白いってわけでもなく…。キャラが弱いというか、誰が喋ってるのか分からない。いくら明治の世になったからといって旗本の息子と下町の孤児の子が幼馴染になったりするんかいな。ヒロインも我が強くて可愛げがあまりなく、感情移入できず。お菓子のことももうちょっと絡んでくれてもよかったかも。次作は読むかどうか、うーむ。普段時代小説読んでる人には物足りないかも。

ボクの音楽武者修行

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

若かりし頃の小澤先生のエッセイ。

指揮者を目指してヨーロッパに向かう小澤青年。指揮者コンクールの件はのだめを思い起こすようなドラマチックな展開。なんと1位獲得。バーンスタインカラヤンに指揮を教えてもらうとかすごいなぁ小澤青年、なんて思うんですが、こんな風に音楽の話はもちろん、若者がスクーター一つでヨーロッパ横断するなんてところも、旅エッセイとして面白いです。先生の明るさが先生の音楽や本にもとても現れていると感じました。小澤先生のチャイ5でも聴きながら読みたい本です。

真珠夫人

真珠夫人 第1部 DVD-BOX

真珠夫人 第1部 DVD-BOX

真珠夫人 第2部 DVD-BOX

真珠夫人 第2部 DVD-BOX

真珠夫人 第3部 DVD-BOX

真珠夫人 第3部 DVD-BOX

瑠璃子(横山めぐみ)と直哉(葛山信吾)は華族出身で何不自由なく暮らしており、いよいよ結婚という幸せの絶頂だった。ところが瑠璃子の父親が罠にはまり借金を背負ったため、瑠璃子は宿敵・荘田(大和田伸也)の元へ嫁ぐ羽目になる。

最初は何やらいけ好かないカップルだったけど、不幸な歯車に落ちてからはだんだん上から目線な態度が緩和されていきます。好きでもないゲスな男(という設定です)に嫁いで、夜の営みも回避するってそりゃーお嬢様、無理ってもんですよ、と言いたいところですが瑠璃子さんは頑張る。直哉のために純潔を守るのだ。

一部では種彦(松尾敏伸)が好演しており、上野樹里ちゃん演じるのだめか!と思いました。種彦ロスです、今。二部ではやはり登美子(森下涼子)でしょう。かの有名なたわしコロッケですよ、みなさん。森下さん、コケティッシュな感じでキュートな女優さんですけど、もともとモデルさんなんですね。スタイルがいい。主婦から娼婦へと変貌したり、ぶっ飛んだ演技といい、お見事でした。一部・二部が強烈な分、三部がちょっと印象が薄いです。が、救いがあって何より。

男はつらいよ 4

第4作 新・男はつらいよ HDリマスター版 [DVD]

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寅さんは競馬で大儲けをしたのでおいちゃん夫婦にハワイ旅行をプレゼント。だけど、旅行代理店が代金を持ち逃げして。。シリーズ4作目。

ツイてツイてツキまくった寅さんも、ハワイ旅行に行けなくなってから災難の連続。寅さんの名誉挽回かってとこだったけど、まあ、何があっても結局みんななんだかんだで寅さん大好き。カリスマ寅さん。泥棒のシーンでもセリフやら掛け合いやらがおかしすぎてお腹よじれました。

マドンナの栗原小巻さんは吉永小百合さんと並んだ大スターだとか。可愛い、きれい、ファッション素敵。(毎回こればっかり言ってます)だけど、珍しく洋装のおばちゃんの膝上ワンピが一番可愛かったかな。

不思議の国のアリス

ふしぎの国のアリス [DVD]

ふしぎの国のアリス [DVD]

イギリス20世紀初頭?、小さな女の子アリスはチョッキを着て、時計を持って遅刻しているうさぎを追いかけて、トンデモナイ世界へ迷い込む。そこへ出会ったモノや動物は全て妙ちきりん。さてアリスは無事家に帰れるのか。

どのシーンも面白く、どの歌も大好きですが、白玉的ハイライトはやっぱりチェシャ猫といかれ帽子屋のお茶会のシーン!「えらさ〜が〜ちがう〜〜〜ッヨ♪」とか「なんで〜もないひ、お〜め〜で〜と〜〜〜♪」なんて素晴らしい吹き替えをしてくださってて楽しさ倍増。

英語版だと全編通してすべてイギリス英語なのでさらにイギリス作品(アメリカ制作だけど)を堪能できます。

久々に観たけど、全部歌える自分にビックリしました。

K−20 怪人二十面相・伝

K-20 怪人二十面相・伝 通常版 [DVD]

K-20 怪人二十面相・伝 通常版 [DVD]

時は第二次世界大戦が回避されて軍事国家だったままの日本、1949年。とあるサーカス団員の青年(金城武)がお騒がせ大泥棒怪人二十面相として捕われた。本物の二十面相を探すために奔走する。

おお、和のエンターテイメント!バリバリの軍事国家でドイツの影響か、ところどころドイツ語表記なのも芸が細かい。松たか子さんの「ザ・お嬢様」っぷりもいいですねぇ。*1

セットや小物に目を奪われつつも、しっかりストーリーも楽しめます。「キャー!のび太さんのエッ◯ー!」なんてシーンもちゃっかりあったりします。大人から子供まで楽しめるのでは。音楽もよし。

しいて言うならもうちょっと要潤くんを観たかった。。

*1:わたしの「ザ・お嬢様」定義はおっとりでかつ大胆、物怖じせずに突拍子もないことをするけど憎めないあのコ、です。