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抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

街の灯

街の灯 (文春文庫)

街の灯 (文春文庫)

昭和初期、上流階級の英子は新しくやってきた女性のお抱え運転手、別宮(べっく)みつ子をベッキーさんと呼んで殺人事件から身の回りで起こる不思議な事件を一緒に解決する。ベッキーさんは不思議な雰囲気で、何やら秘密でもありそうな。。?

当時の時代の本や映画の引用が結構多い。あんまりそういうスタイルは好きじゃないけど*1、それはさておき、3部作の中身は昭和初期の上流階級を垣間見ることができてとても楽しかった。今のお金持ちやセレブとは違うなぁと思うのはやはり身分制度だろうか。話し言葉はもちろん、文体も当時っぽくて読んでいて心地よかったです。もうちょっと英子のキャラが濃いといいんだけど。お嬢様探偵物ってだいたいおっとりしてる人が多いけど、それにプラスアルファがないとキャラに魅力がなくなるような。。次巻からはもっと面白くなることを期待して続きも読みましょ!

*1:作者のオリジナル性が乏しくなるから