抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

雷桜

雷桜 (角川文庫)

雷桜 (角川文庫)

瀬田村では雷雨の日に庄屋の娘がさらわれた。行方が知れぬまま、月日が経ったが娘は山である男に育てられていた。普通の娘ではなく育ったお遊(ゆう)は、うつけで有名な殿様の耳に入り。。

いやー、いい!いいですねぇ!!久々に小説で泣きました。燃えよ剣以来かな。遊の家族たちの実直丁寧な暮らしや結束などがもうジンと来て…。助次郎はいい人だし、斉道のイカれっぷりもグイグイ引き込まれます。

映画が話題で岡田将生くんがあまりにも現代的なお顔立ちだったのでなんとなく時代劇じゃないよなーなんて敬遠して観なかったのですが(失礼)、いや、観ます観ます。でも読み進めているとやっぱりうつけな殿様の役は松田翔太くんにしていただきたいと!*1まあ、彼も現代風なお顔ですけどね。

久々に何度も読み返したい本だと思いました。

*1:大河平清盛での見事なうつけっぷりを披露済。