抹茶白玉庵

観たものや読んだものの記録。

冷飯風流伝

風流冷飯伝 (新潮文庫)

風流冷飯伝 (新潮文庫)

四国の小さな藩に突如現れたお江戸の幇間(たいこもち)一八。冷飯である侍数馬と出会って風変わりな藩の謎を解いていく。

テンポよく進んでいくのでさくさく読めます。今をときめく将棋の話が後半の焦点です。解説でもあった「将棋は指す」「碁は打つ」の由来がなるほどーと目からウロコでした。将棋がまったくわからない私でも楽しめたので、将棋好きな方にはたまらん物語かと。*1

ちょいちょい下ネタ出てきますが、おじさん向けの怖そうなエ◯い小説ではなく、上品にかつ明るい下ネタなので不思議です。笑えます。

一八も偉いよなぁ。心の中で毒づきながらもニコニコ一生懸命働いてる。それでいいじゃない、と見習いたくなっちゃいます。魅力的なキャラクターたちでいっぱいつまったお話、オススメです。

*1:将棋雑誌の編集長さんが解説書いてます。